手芸古書と雑貨の店 folkloraの日誌

西調布にある手芸古書と雑貨のお店、folkloraのブログ。ときどき展示やワークショップも行います。

ピサンキづくりのワークショップ体験

ピサンキとはイースターエッグよりも古くからあるウクライナに伝わる、卵の殻にろうけつ染めで模様をつける伝統工芸です。

先日5/12(土)のピサンキづくりのワークショップにfolklora店主の石井さんと、わたくし店長の安部が参加して参りましたので、リポートいたします。

 

 

まず最初に、ピサンキの道具や作り方、模様や色の意味を簡単にわかりやすくまとめていただいた栞をいただきました。

表紙もとってもかわいく、講師の池間恵子先生からお話いただくウクライナやピサンキのメモも取っていただけますよ。

 

なんとなく作り方を理解した後、先生にご用意いただいた中身をぬいてある卵の真ん中に鉛筆で線を引いていきます。

まっすぐに線を引くだけ。

それが卵のようなまるい立体につけるのはとっても難しいのです!

まずは練習用の卵から。

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なんとか完成し、模様の描き方を教えてきただきます。

絵を描くというより、線を結んで図形にしていくようでした。

卵の丸さに翻弄されつつ、模様の下書きをしていきます。
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 下書きの上からキスカという道具に蜜蝋を溶かし入れ、描いてゆきます。写真がありませんが、一番上の画像の栞の上にある、鉛筆のようなものがキスカです。

鉛筆も難しいかったですが、このキスカで描く線もなかなかの難易度でした。

用意したロウソクの火で、キスカに入れた蝋を溶かして鉛筆線をなぞっていきます。

インクをつけペンで書くのと似た感覚で、実際に漫画などに用いられるGペンを使用する方もいらっしゃるとか。

画像下の白い卵が蜜蝋で模様をなぞった状態です。
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次は染色です。

専用の染料に浸けていきますが、その前に油分を取るために軽くお酢に浸けます。鉛筆の線もここで消えてゆきます。

染料で染めた後がこちら。綺麗な青です。色の調整も少し出来るようでした。
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最後の工程、蝋の拭き取りです。

ロウソクに卵を近付け、キスカから流して描いた蝋を溶かしていきます。

少しずつゆっくり拭き取ると…完成です!

この瞬間がとっても印象的で、「卵が生まれる」と言われているそうです。

ピサンキの模様は意味を表す色柄であり、お守りとしての意味合いもあるとか。卵なので割れることもありますが、悪いことからの身代わりとお聞きしました。

私は赤い方のピサンキですが、ヨレヨレで太さもまばらの線でしたが完成するとそんな部分も味になっておりました。
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やってみたいな、と思っていても道具を用意して描いて色を付けてと始めるのにやや難易度が高いクラフトかと思います。

5/22(火)にもまたピサンキのワークショップがございますので是非ご参加くださいね。

次回は生命の木という柄になります。

講師の池間恵子先生のとっても楽しくためになるお話もお聞きできますよ。

受付は下記URLより。

ご参加お待ちしてます!

https://coubic.com/folklora/141658

 

 

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手芸本お買い取りいたします。