手芸古書と雑貨の店 folkloraの日誌

東京、西調布にある手芸古書と雑貨のお店、folkloraのブログ。ときどき展示やワークショップも行います。

バスクでスカーフ(ヤズマ)復刻ws体験レポート

春の心地よい季節がやってきましたが、まだ朝晩は寒くてスカーフが大活躍する季節ですね。

 

先日、スタッフの木下が《バスクでスカーフ(ヤズマ)を復刻してみよう》のワークショップに参加してきました。

バスクってどんな感じなの⁇とご質問をいただくことも増えきて、今回体験してみた魅力や楽しさをお伝えします。

 

バスクとはトルコの伝統木版のこと。

 

教えてくださるのはトルコで手芸修行された 成原さと子(バスク屋さと子)先生 です。

成原先生のブログ→ http://ameblo.jp/basukuyasan

 

 

 

 

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まずは先生のコレクションのトルコのヴィンテージスカーフ(ヤズマ)を見せていただきました。

バスクはもちろんのこと、スカーフについているオヤがとても素敵でした。

今はバスクではなくプリントされていてオヤはついていないスカーフが主流。オヤのついているバスクのスカーフはもう現在では売っていないのだとか。先生のコレクションは蚤の市などで購入されたそうです。

 

 

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トルコのスカーフ(ヤズマ)とバスクについての興味深いお話を伺ってからいよいよ制作へ。

先生がお持ちくださったヤズマの色と大きさを選びます。

ヤズマは透け感が美しいとても綿素材です。

いろんな色があるので迷いましたが、小さいサイズの緑を選びました。


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今回使う木版はケシのデザイン。

木版に黒の染料をスポンジでつけてスカーフの好きな場所に押していきます。

迷いなく垂直に版を押すのがポイントです。


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木版押しが終わったら筆で染色していきます。

染料は様々な色やグリッターがあって、自由に選べました。センスが問われますが色を選ぶ工程も楽しいですね。

乾くと彩色している時よりも明るく色が出ます。


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出来上がりました!

あとは自宅でアイロンをかけて完成です。

渋めでアジアンなカラーをイメージしました。

 

前々から参加してみたかったバスクのワークショップを体験できたことがとても嬉しく、楽しくて夢中になりました。自分だけのオリジナルのスカーフを作れて大満足。

 

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こちらは一緒に参加された方の作品です。

同じ木版なのに押す場所や色で個性が出ますね。

楽しかった、またやってみたいとお声をいただいて充実したワークショップとなりました。

 

3/30(土)、4/20(土)にはバスクの木版を自分で彫ってみよう♪というワークショップもございまして、ご予約受付中です。

folklora.hateblo.jp

成原先生のワークショップ日程は下記の通り決定しています。

バスク 4/18(木)、5/23(木)、6/27(木)

キリム 5/16(木)、6/29(土)

詳細が決まりましたらお知らせしますね。

 

folklora (フォルクローラ)
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手芸本お買い取りいたします。