手芸古書と雑貨の店 folkloraの日誌

東京、西調布にある手芸古書と雑貨のお店、folkloraのブログ。ときどき展示やワークショップも行います。

トルコの木版プリント「バスク」のワークショップ体験

先日トルコの木版プリント「バスク」のワークショップに参加しました。

講師はバスク屋さんこと、成原さと子先生。

今回はトークバッグにプリントします。

まず色選びで悩みに悩みます。


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 ※これ以外に薄いグレーもありました。

薄い色だとあとで彩色したときにとてもきれいに発色しそうです。

そちらにも心惹かれつつ、先生が持っていた赤のバッグがとても渋くてオリエンタルな柄にマッチしていたので最終的に赤を選びました。

 
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まずは試しにひとつ版を押させていただく。

そっと布に乗せた後、こぶしで何度か叩くそうです。

先生から「前に力任せに叩いた人がいて版が壊れそうになった」と聞いたので、加減して叩いたら「それじゃ優しすぎ(笑)」と言われ次は強めに。

版を上げた時の感動、これはぜひ体験していただきたい感覚です。


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 柄の配置にも悩みましたが、このような感じに。

上は伝統的な組み合わせだそうです。

黒だけでもかなりかっこいいですね!


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 そして、いよいよ彩色。専用絵具がたくさん用意されています。

塗る前に一通り色の解説をしていただきました。

一見同じように見える色でもいくつか種類があったり、見ただけでは発色具合のわからない色もあり「これ、赤には合いますか?」と確認しながらおそるおそる色を乗せていきます。

やっていくうちにわかるのですが、どの色を乗せても合わないことはなく、乾くと落ち着いた仕上がりになるようです。

だんだん要領がわかっていき、大胆に塗っていきます。楽しい!

後から塗り重ねたり、ラメを混ぜることもできるので、いつまででも塗り続けてしまいそうになります。止めどころを見極めるのも大事。


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完成です!他の参加者さんが淡い色を選んだので同じモチーフでも全く印象が違って面白いです。
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裏はこんな感じに。

大満足のワークショップでした。

また別なもので体験してみたいです。

 

バスク屋さと子先生の次回ワークショップはこちらです。

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夏休みですので、親子での参加もおすすめです。

次回もトートバッグを作りますが、以前行ったスカーフもご用意してくださるのでご希望の方はどうぞ。


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こちら、スカーフのワークショップの様子です。

また、8/9(木)はミニトートバッグに版を押す500円の体験もできますよ。

お時間ない方もお気軽にご参加ください。

 

フォルクローラは8月中に親子向けワークショップを多数企画しております。

大人の方も歓迎です。

皆さまのご参加お待ちしております。

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